【株式投資・ダーツ・簿記・暮らしの日記】

結局ダーツボード買ってから10回も投げてない

休日の散歩、『天才はあきらめた』

 
 
2020年1月から、休日の朝
奥さんと散歩している。

特に、1月後半からハマっているのは
朝6時過ぎに家を出発して隣駅まで歩き
朝7時にオープンする星乃珈琲店でモーニングを食べることだ。
ちらほらお客さんはいるが、心地よい混み具合で
店内も落ち着く空間になっている。

そこから、近所のスーパーが開店する朝9時過ぎまで
それぞれkindleの本を読んで過ごす。
おかげで、買ったままになっていた本を消化できるようになった。

読み終えた本

 
南海キャンディーズ山里亮太『天才はあきらめた』

山ちゃんは、本書の前半から後半手前くらいまで
頭がイカれているんじゃないかと思えるほど
執拗に相方を責め続ける。

売れない、笑いのとれない頃の山ちゃんは
現状を変えたいため、自身の現状を受け入れられないため
相方を攻め続けたようだ。

この点について、山ちゃんはものすごく後悔しており
反省もしていた。

とはいえ、途中、読んでいてしんどくなるほどの
クズエピソードだった。

しかし、ここまで自身をさらけ出すことはなかなかできない。
潔さまで感じるほどだ。
まして、山ちゃんほどの技術があれば
ひどい奴だけど、どこか救いようがある
くらいの絶妙なバランスの内容にできるはずである。
しかし、そうはせずに
罪を告白するかのような内容になっていた。

山ちゃんは、自分にめちゃくちゃ厳しく
他人に対しても自分に対してほどではないが
少しだけ厳しくしてしまうようである。
あとは、出身大学の寮生活が影響している気もするけど。

本書においては、自身のことを大したことがないかのように書いている。
しかし、あとがきでオードリーの若林さんが言っていたり
ナイツのはなわさんが書いた『言い訳』でも触れられていたが
当時山ちゃんがしずちゃんに対してやっていたツッコミは
従来のツッコミとは異なる画期的なものだった。
そのあたりをさらっと書いていたり
常に後悔していて、一見ネガティブにも捉えられるが
もっとこうできた、と常に反省するスタンスは
凡人にはとてもマネできないものだと思う。

最後に、当書においてずっと不安だったことについて。
山ちゃんが小さい頃のエピソードから、
めちゃくちゃ優しい母親のことが書かれている。
いつも山ちゃんを支えてくれる存在だ。
読んでいてぐっとくるエピソードばかりで
ようやく山ちゃんが売れっ子になったけど
大切な存在だった母親はもう他界していた
みたいなことにならないか、途中からびくびくしていた。
結果、そんなことなかったから、本当によかった。
親孝行ができそうで何よりだ。