奥さんは観たことがないと言っていたので一緒に観た。
私は3回目だ。
奥さんの感想としては
面白さがわからない、音楽はいい、とのこと。
自分としては
カルチェラタン周りの人物たちのキャラクターが面白いと思う。
もっと背景とかを知ったら面白いのかもしれないと思い
映画を観た後にネットで調べたが
また観たくなるような興味深い内容もなかった。
実は、『コクリコ坂から』を観るのは
恐ろしかった。
というのも、前に観たときは
8年くらい前のことだが
なぜか朝5時くらいに目が覚めて寝付けなくなったので
ちょうど録画してあったこの映画を観た。
観終わってぼーっとしていた7時頃
父から突然電話があり
母が病気で倒れたと伝えられた。
そのようなことがあったため
この映画を観ると不幸なことが起こるという
ジンクスができていたのだ。
でも、頭のどこかでこのジンクスは誤っているという思いもあった。
なぜなら、初めてこの映画を観たのは
正月近くに実家に帰っていたときだ。
そのときは、母と一緒に金曜ロードショーで流して観ていた。
そして、その数週間後に先ほどのことが起きた。
つまり、母が亡くなる前に
最後に一緒に観た映画なのだ。
なので、むしろ、突然明け方に目が覚めて寝付けない
という現象自体が
よくないことが起きるときの前触れに思える。
ということで、この映画に悪い印象を持っていたことを反省した。